AI × HUMAN / FINAL ARTICLE

AIでWebサイトを作る時代、
人間は何をする? 10本の実践から見えた「作る」より大切なこと。

AIが文章も画像もコードも作る時代。 最後に残るのは、何を作るかを決め、 選び、育てていく仕事です。

CUDIORA / AI WEB CREATION / FINAL ARTICLE 10
AIと人間がWebサイト制作について考えるCUDIORAのイメージ

ここまで、AIでWebサイトを作る方法について いろいろな角度から見てきました。

どんなツールを使うのか。 生成AIはどこまでできるのか。 ドメインやサーバーとは何か。 WordPressは必要なのか。 ブログには意味があるのか。 作ったあと何をすればいいのか。

一つずつ見ると、 すべてWebサイト制作の話です。

しかし10本を通してみると、 別のテーマが見えてきます。

AIができることを説明しているようで、
実はずっと「人間は何をするのか」を考えていた。

これが、このシリーズの最後に たどり着いたテーマです。

TEN ARTICLES / ONE QUESTION

10本の記事で、
Webサイト制作を一周しました。

01 TOOLS 何を使えばいいのか。
02 GENERATIVE AI AIはどこまで作れるのか。
03 PUBLISH どうやって公開するのか。
04 BASIC TERMS 最低限、何を知ればいいのか。
05 STEP BY STEP どんな順番で作ればいいのか。
06 AFTER PUBLISH 作ったあと、どう育てるのか。
07 AI BUILDER AI作成ツールだけで十分なのか。
08 WORDPRESS AI時代にもCMSは必要なのか。
09 BLOG 企業は何を蓄積すればいいのか。
10 HUMAN では、人間は何をするのか。
01 AI CAN CREATE

AIで「作れる」こと自体は、
だんだん特別ではなくなる。

AIは文章を書けます。 Webページの構成を考えられます。 コードを書けます。 画像も作れます。

WRITE 会社紹介、サービス説明、ブログ、コピーを書く。
DESIGN ページ構成やデザインの案を作る。
IMAGE ヒーロー画像や説明用ビジュアルを作る。
CODE HTML、CSS、JavaScriptを書く。
CHECK 問題点を探し、修正案を出す。

これらの能力はこれからさらに上がっていくでしょう。

すると、 「Webページを一つ作れる」 というだけでは差がつきにくくなります。

02 TOO MANY OPTIONS

問題は「できない」から、
「どれを選ぶか」へ変わる。

AIにキャッチコピーを頼めば、 一案ではなく十案出せます。

画像も十枚、二十枚と作れます。

ページ構成も、 違う方向で何案も作れます。

以前は、 「作れないこと」が問題でした。

AI時代には逆に、 作れるものが多すぎることが問題になります。

生成能力が上がるほど、
選択能力が必要になる。
FROM CAN'T TO CHOOSE

AIが「できない」を減らす。
すると最後に見えてくるのは、
「あなたはどうしたいのですか」という問いです。

03 INPUT MATTERS

AIの出力だけを見るのではなく、
AIに何を渡したかを見る。

AIに会社名と業種だけを渡して Webサイトを作らせれば、 AIは不足している部分を一般的な情報で埋めます。

その結果、 きれいだけれどどこかで見たような Webサイトになりやすい。

では何を渡せばいいのでしょうか。

01 顧客から実際に聞かれた質問。
02 営業担当者がいつも説明していること。
03 過去の仕事で起きた具体的な出来事。
04 会社独自の判断や考え方。
05 写真、資料、事例、実績。

AI時代に価値が上がるのは、 AIが最初から知っている一般情報ではなく、 AIが知らない自社の情報です。

04 SHIFT

一つのAIを、
絶対的な先生にしない。

生成AIは同じ質問に対して、 必ずしも同じ答えを出しません。

だから、 行き詰まったらプロンプトだけでなく AIそのものを変えてみる方法があります。

AI A 最初の構成や文章を作る。
HUMAN 違和感や不足を判断する。
AI B 別の視点から評価させる。
HUMAN 採用するものを選ぶ。

大切なのは、 どのAIが勝ったかを決めることではありません。

視点を固定しないことです。

05 PUBLISH & LEARN

公開した瞬間に完成するのではなく、
そこから答え合わせが始まる。

AIと何度話しても、 公開前には分からないことがあります。

本当に読まれるのか。 検索されるのか。 分かりやすいのか。 問い合わせにつながるのか。

それは実際に公開してみなければ分かりません。

01 作る 仮説をWebページにする。
02 公開する 実際に人に見てもらう。
03 見る 反応や数字を確認する。
04 考える 何が違ったのかを考える。
05 直す AIと一緒に改善する。
AI時代のWebサイトは、
完成品というより更新できる仮説です。
06 THIS SERIES IS STOCK

実は、この10本の記事そのものが
一つの実験です。

このシリーズは、 何もないところからAIに 「10本の記事を書いて」と頼んで作ったものではありません。

先にCUDIORAというWebサイトがあります。

そこでAIと何度もやり取りし、 Webサイトを作り、 画像を作り、 ブログを書き、 失敗し、 修正してきた蓄積があります。

そのストックを材料にして、 noteの記事ができる。

さらにnoteの記事をそのままコピーするのではなく、 検索する人の疑問ごとに再編集して このCUDIORA版の記事群を作る。

一度作った情報を、
一度使って終わらせない。

これ自体が、 CUDIORAで考えてきた CONTENT STOCKの実演でもあります。

07 HUMAN DIRECTION

では最後に、
人間は何をするのでしょうか。

AIが文章を書く。 AIが画像を作る。 AIがコードを書く。 AIが分析する。

それでも仕事は残ります。

何のために作るのかを決める。

誰に見せるのかを決める。

AIへ何を渡すのかを決める。

出てきた案のどれを使うのかを決める。

違うと感じたら、なぜ違うのかを考える。

公開後に、何を直すのかを決める。

AIは生成する。
人間は、意味と方向を決める。

AIによって制作能力の壁が低くなるほど、 この仕事はむしろ見えやすくなります。

CUDIORAがWebサイト制作そのものではなく 「ディレクション」を中心に考えている理由も、 最後はここへ戻ってきます。

START FROM THE BEGINNING

AIでWebサイトを作る方法を、
最初からまとめて読む。

ツール選びから生成AI、公開、WordPress、 ブログ、公開後の運用、そして人間の役割まで。

この10本は、 一つのPillar Pageを中心に相互につながっています。

AIでWebサイトを作る方法|シリーズ全体を見る →
WHAT IS CUDIORA?

CUDIORAは、
この考え方を実際に試しているWebサイトです。

AIを使ってページを作る。 画像を作る。 記事を書く。 デザインを変える。 別のAIに評価させる。 また直す。

そして、その過程そのものも 次のコンテンツにしていく。

完成したWebサイトの作り方を 一方的に説明するためではなく、 AIと人間がどこまで一緒にできるのかを 実際のWebサイトで試しています。

CUDIORAを見る →
ORIGINAL NOTE / FINAL ARTICLE

このシリーズには、
元になったnote版があります。

note版の最終回では、 「Webサイトは公開した日が完成日ではない」 というところから、作ったあとに育て続けることを 中心にまとめています。

CUDIORA版の最終回では、 そこからさらに視点を広げ、 10本を通して見えてきた 「AI時代に人間が何をするのか」をテーマにしました。

同じ原稿をそのまま複製せず、 役割の違う記事へ再編集しています。

note版の最終回を読む →
AI GENERATES / HUMAN DECIDES

AIが何をできるかを
覚えるだけでは終わらない。

何を作るのか。 なぜ作るのか。 誰に見せるのか。 何を残すのか。 何を変えるのか。

AIにできることが増えるほど、 その問いは人間の側へ戻ってきます。

そしておそらく、 Webサイト制作で一番面白いのは、 そこからです。